[塾長ブログ]2024年度国公立大学前期日程数学(文系) 旧帝大の問題を比較しました。
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皆様、御世話になっております。
STUDY STUDIOの服部 智仁です。
2024年2月25日・26日に国公立大学入試前期日程の筆記試験が終了しました。
受験生は大学受験対策の1つの方法として過去問対策を実施します。
しかしながら、その大学で出題された問題は今後長期間、同じ大学で出題される事はございません。
志望校の対策をするならば、他の大学の入試問題を参考にするのが有効な方法だと考えております。
ただ当てずっぽうで研究しても意味がありません。
実際にどのような問題が出題されていて、どんな対策をする事が近道なのか。
志望校の対策を教えてくれるのは、他校の入試問題だったりします。
文系数学では、大学によって難易度が大きく差があります。
2024年度は東大と阪大は50%程度、その他の旧帝大ならば70%程度を獲得できる問題のセットです。
全ての大学で共通するのは「微積分(Ⅱ)は出題される」事と「近年。指数・対数・三角関数の出題が増加している」事です。
東大と東北大では大問2題に分けて出題されていたり、京大の様に対数と整数が融合されて出題されるケーズが多くなっています。
微積分は難易度が高いという訳ではなく、計算を主とした基本的な解答方法の問題です。
そのような問題が実は「合否を分ける重要問題」なのではないかと感じています。
時々、「文系の子では難しい」という奇抜な問題も出題されます。
今年で言うと、東大の第4問の確率、京大の第4問の整数、東北大の第3問の対数が挙げられます。
旧帝大ではそういった「捨て問」と評価される問題が時々出題されますが、今年はそれが少なかったように感じます。
受験生たちは「あれ?簡単じゃない??」と感じたのではないでしょうか?
そういう時が一番合格するのが難しい受験となります。
その理由は「高得点を獲らないといけない」からです。得点率を高くする事が何よりも難しい対策であることは受験生であれば
皆解る事ですよね。
私は今年の文系数学はどの大学も非常に厄介な教科になったと思います。
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