[塾長ブログ]国公立大合格に不必要なあれこれ。

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本日はSTUDY STUDIOのホームページをご覧いただき誠にありがうございます。

STUDY STUDIO 代表の服部です。

 

当校はいつの間にか「国公立大学受験対策を行う予備校」として定着してまおりました。

ですが、私共としては拘っているわけではないのです。

おそらく私共が大切にしている理念が国公立大入試に精通しているのではないかと自負しております。

では、国公立大学に合格する為に必要な能力とは何なのでしょうか??

本日は新年度早々という事もあり、そのご説明をさせていただきます。

 

まず、皆様の勘違いを除かないといけません。

それは2つあります。

 

1つは「国公立大学は頭の良い学生が合格する大学」という事です。

国公立大学は地頭が良いから合格する訳ではありません。

もちろん、模試でA判定だからと言って合格出来る訳ではありません。

もしかすると、E判定の大学を受験して合格する事もあります。

当校はA判定での受験をさせた事はございません。寧ろD判定やC判定の方が多いです。

ランクを下げて受験をするという考えもありますが、国公立大学の偏差値は当てになりません。

国公立大学の合格にはそのノウハウがあって、沢山問題を解けばいいという訳でもないのです。

 

もう2つは「国公立大学対策の予備校は費用がかかる」という事です。

これに関しては当校を例に挙げてお話したいと思います。

もし、大学の理系学部へ進学した際、4年間でどれだけの費用がかかるのでしょうか?

それは国公立大学で約240万円。

私立大学は文系で約360万円、理・農・工で約600万円、薬は約800万円、医は1600万円(6年間で2400万円)と言われています。

国公立大学ならどの学部に進学しても費用は変わりませんが、私立大学なら学部によって費用は異なります。

その差額は約120万円~1340万円です。

当校に高1の時期から国公立大学対策をすると一体どのくらいの費用がかかるのでしょうか?

概算になりますが、高1で160万円、高2で240万円、高3で280万円となり、合計で680万円となります。

ビックリする金額ですが、授業回数でお話しすると延べ約2500回程度となり、1回当たりの費用は2720円です。

専門塾の指導単価は約6000円ですので、必要費用は実は高1から通塾いただいた方が削減出来ます。

当校で対策をして国公立大学へ進学すると高1~大学4回生までの7年間で約920万円程必要です。

120万円程度で国公立大学の対策が出来ればいいのですが、残念ながらこれでは十分に対策が出来ません。

だから、「何でこんなにかかるの??」と思ってしまわれる方が多いのではないでしょうか。

 

国公立大学の魅力は学費の低さだけではありません。

それは卒業後の進路先がまず挙げられます。

多くの学生は大学院まで進学しようと考えますが、進学する方法として「教授推薦」という方法があります。

大学院入試の合格ラインが得点率20%になったり、入試が免除される受験方法です。

国公立大学の学生は3年次から自身の研究を行い、論文も提出している為学業のみで進学する事が可能です。

また、就職後の年収も格差が生じます。

32歳で約300万円程度の差が生じ、仕事に対する意識も「仕事をやりたい」か「仕事をやらされている」に2分されます。

当然、前者の方が国公立大学卒業の学生が多く、能動的な生活を営めます。

 

国公立大学合格に不必要なもの。

それは「学力が足りないから難しい」という先入観と「目先の事に投資をする」という安直な考えです。

 

高校で身に付ける「学力」が「暗記力」なのに対し、国公立大学が求めている「学力」は「思考力」です。

つまり、学校で学んでいる事をいくら自分で反復演習しても「思考力」は身につかないのです。

そして、大学側がどのような着眼点を求めているのかという「思考の着眼点」は当校だけが知っているものです。

1年や3年程度の学業では解らない事を求められているのです。

だからこそ、当校のような「専門予備校」で「足りない能力」を補えば学力なんて関係ないのです。

 

予備校に通えば膨大な費用がかかってしまいます。

その費用が惜しい・そんな費用を払うなら手ごろな私立大学に学校推薦で合格すればいい。

親御様ならそのように考え、安心を手に入れたい気持ちも十分に理解できます。

しかし、受験は合格したらゴールなのではなく、合格がスタートです。

スタートが悪い状態でゴール、つまり「満足のいく人生」を心から歩める事はありません。

だからこそ、「人生への投資」としてお子様の頑張りを推してあげて欲しいのです。

 

当校に在籍して国公立大学に合格すれば、学生講師として採用してアルバイトが出来ます。

更に、一流企業先を紹介して、他の学生より良い条件で就職する事も可能です。

私共は当校にかかってしまった費用を生徒に還元するという考えで人生のバックアップを行います。

そのような予備校は当校以外に知りませんし、世界中を探してもないと自負しております。

高校生の憧れや夢と真剣に向き合う予備校として当校は存在しています。

間違った考えは排除して、一度当校の門を叩いて相談いただくだけでも考えが変わるかもしれません。

 

 

 

[お知らせ]2024年度指導実施中!そして総合型選抜対策コースが明らかに!!

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本日はSTUDY STUDIOのホームページをご覧いただき誠にありがとうございます!

 

2024年度指導が4月1日(月)より始まっております!

今年度からテキストの掲載問題数が1講座当たり2~4題程増加しております。

その理由は!?

今後開設されます「国公立大総合型選抜対策コース」の指導カリキュラムに準ずるためです。

そうなんです!近い将来、当校に新しいコースが誕生します。

 

当校の総合型選抜対策とは??

当校では現在、共通テストと国公立大2次試験の対策を十二分に行えるコースをご用意しております。

国公立大学の総合型選抜では社会的課題に関する指導や自己実現の計画など、学力以外の能力も問われます。

共通テストと2次試験の実力を高2の3月までに完成させ、高3の受験までに表現力と自己実現力の強化を行う。

その為に新たに当校の指導カリキュラムを編成するコースが「国公立大総合型選抜対策コース」です。

 

総合型選抜の学力試験は2次試験程難しい問題が出題される事がなく、更に英語と数学のみの場合が多い傾向があります。

当校の高3レベルのテキストでは難易度が高く、高1・2生レベルのテキストが適していると判断しています。

しかし、現在のコースでは高3からご入塾いただくと高1・高2の講座は受講いただく事は出来ません。

だから!

高3生でも総合型選抜対策コース生のみ、高3生だけで受講できる高1・高2総合講座を設置します!

もちろん!総合型選抜対策コース生でも2次試験も見据えて当校のS講座を受講いただいても構いません。

高1・高2総合講座では受講認定テストは設ける予定がございません。

ですので、国公立大学の標準レベルの問題に手軽に取り組めるというメリットがあります。

 

総合型選抜対策コースでは「入試総合講座(仮)」として学力とは異なる対策を行います。

その内容は…??

①社会的課題の議論と解決策の導き方  ②小論文対策  ③自己実現力の強化  ④有効な検定試験対策

などが該当します。

①と⓶については少人数指導を行いますが、③と④に関しては完全個別指導となります。

受験生の志望大学に合わせた最も適した対策を行う事で総合型選抜という合格の難しい試験でも合格出来る

総合的な実力養成を行います!

 

コース開講は2025年4月!

高1・高2からご入塾いただくと「高1・高2総合講座」の受講が不要となり、高3の時期に「入試総合講座」のみの受講で

更新いただく事が可能です。

逆に、高3からのご入塾では「高1・高2総合講座」と「入試総合講座」が必須の申込となります。

国公立大2次試験も意識した受験をお考えの場合、受講講座数が多くなる、もしくは受講時間が重複してしまう可能性も

出てしまいますので、総合型選抜対策は高1・2生から行っていただくと良いかと思います。

 

 

[コラム]総合型選抜がいいってホント??

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皆さん、こんにちは。

STUDY STUDIOの正源寺です。

 

受験業界は現在、変化の最中にいます。

それは「学力重視」より「人物重視」に変化しつつあるという点です。

その証拠として、「総合型選抜」と「推薦型選抜」の入試シェアの増加です。

国公立大学では総合型選抜のシェアが10%を超えており、推薦型選抜が20%程度、合計で30%程度のシェアです。

私立大学では総合型選抜が30%、推薦型選抜が40%、合計で70%程度のシェアに上昇してきています。

これから広く利用されるであろう、「総合型選抜」と「推薦型選抜」。

そのメリットとデメリットに迫りたいと思います。

 

これまでも沢山の学生達が利用してきた「推薦型選抜」は学校型と公募型があります。

殆どの受験生は学校型を利用し、専願として出願する事で非常に高い合格率で受験することが出来ます。

公募型は言わば自己推薦。学校型と大きく異なるのは「学校長の推薦がある」という点です。

私立大学はここ数年、学生不足にさらされています。

一般選抜で沢山の受験生が試験に臨みますが、本学に必ず入学してくれる保証はありませんから「合格者数=学生数」とはなりません。

学校型なら「合格者数=入学者数」と必ずなりますから、生徒不足に直面している大学側としては安心です。

推薦入試は学校での成績が大きく影響してきます。

成績は学校によって基準が曖昧で、学校推薦に力を入れている高校の成績は定期テストの点数が60点程度で5をくれる学校もあります。

それに比べて、有名進学校は60点程度なら3となる場合もあります。

学校の成績は学校が決めるもので学力に伴った明確な基準がある訳ではありません。

だから、大学に入学してから授業についていけないという状況に陥る危険性が高いというデメリットがあります。

 

名前は広く知られてきてはいますが、詳しくは知らない「総合型選抜」。

では、その実態はどのようなものなのでしょうか?

まず、知って欲しいのは「推薦型選抜とは異なる」という事です。

それは「明確な合格基準がある」という点です。

ですから、当然のことながら不合格者の方が多くなります。

学校推薦は指定校推薦制ですので、大学側が高校に対して生徒を募集しないと受験出来ません。

それに比べて、総合型選抜は「○○高校から最大〇名」といった感じで、高校側から大学に応募することが出来ます。

受験資格は「内申平均4.0以上、各種検定の合格実績、TOEIC、ボラティア活動、国際大会成績、近隣居住」など多種多様です。

試験内容は「学力試験・小論文・面接・グループディスカッション」などがあります。

学校の成績はまだしも、TOEICや国際大会での成績など、普通の学校生活を送っていては経験する事のない資格が必要です。

その準備には長期的な展望が必要で、一朝一夕とはいきません。

ですが、小さい頃からやりたい事があり、それを目標に準備してきた学生からしたら目から鱗です。

 

試験内容も学力が必要という点が「成績不振では合格出来ない」理由となります。

更に、大勢の前で自分の意見を自信を持って言わないといけません。

また、社会的課題に対する自分の意見を小論文という形で客観的に判断されます。

自分の意見を誇張する事が苦手な高校生が殆どの日本で、この試験はハードルが高くトレーニングをしないといけない試験となります。

そういった面で「総合型」というのが相応しい名前だと僕は思います。

 

推薦型選抜では大学に入学する意志さえあればほぼ合格は確定します。

その準備はただ学校生活を一生懸命にするだけという至ってシンプルな行動ですが、誤った受験をしてしまうと高いハードルを課せられることがあります。

総合型選抜は自己意欲が重要で、その表現力と社会的課題に対する意見が必要です。

従来のAO入試よりハードルが高い入試になっており、合格基準がある為思い付きの対策ではいけません。

多方面から十分なトレーニングと対策を練る事で志望校合格の他に自己実現の場を得る事が出来る入試方式です。

 

当校では2025年を目処に「国公立大学総合型選抜対策コース」を開設します。

現在の高1、高2生であればそのカリキュラムに沿った指導を受講する事が可能です。

もしよろしければ、当校での対策をお考えいただけると幸いです。

 

 

[塾長ブログ]私が褒めない理由。

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本日はSTUDY STUDIOのホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。

塾長の服部です。

 

「褒めて伸ばす」という教育方法をよく耳にします。

「すごい!よくできたね!」のような言葉をかけて、子供や学生にやる気を出してもらう。

私も褒めてもらえばとても嬉しいし「頑張ろう」という気持ちが芽生えます。

それはよく解っています。

ですが、私は最後の最後まで生徒を褒めないようにしています。

それにはちょっとした理由があります。

 

子供はよく怪我をしますが、その分治りも早いです。

それはどうしてか解りますか?

私はこう思います。

「何度もけがをした分、その痛みを知る事が出来る。人は痛みを知った分、他人の苦しみを理解する事が出来る」と。

だから、治る怪我なら沢山した方がいい。

怪我をしたら治療しないといけません。その治療が「褒める事」ではありません。

私は、出来たことを褒める事が出来ますが、出来ていない事を指摘する事も出来ます。

出来たことは一瞬で終わってしまいますが、出来ていない事は繰り返されます。

出来ていない事が出来るようになる、それが当事者にとって一番嬉しい事ですよね。

「よく出来たね!」って当事者にとってはものすごく心に響く言葉だと思うのです。

だからこそ、安っぽい褒め言葉は言わないようにしています。

人生が大きく変わる瞬間、私の褒め言葉が一生の思い出になる様に。

そんな想いを込めて、合格報告をいただいた時は心から「おめでとう!本当頑張ったね!」と伝えています。

 

医師が「命を守る職業」なのであれば、教育者は「人生を守る職業」です。

ここでいう「教育者」は「教師」や「講師」とは異なります。

教師は教育委員会の言いなりの職業であり意志が反映されません。そんな職業が学生の未来を切り拓くのは難しい。

講師は各教科の指導に従事するのみで、学生の人生を考える事は行いません。

私は「出来る事を伸ばす」ように生徒に促し、私達は「生徒の出来ない事を指摘する」ようにします。

生徒は出来る事を頑張る事で個性を伸ばす事が出来る。

私達が出来ない事を指摘し、それを出来るように動く事で出来る事が1つ増える。

それによって「人生の選択肢」が1つ以上増えるのです。

そのような活動をしている職業を「教育者」だと考えております。

 

私は1人の「教育者」です。

生徒の選択した道程が限りなく生徒を幸せにする選択であるように。

その選択を沢山の選択肢の中から選択できるようにしてあげる事が最大の目標です。

褒める事は建前上は沢山の褒めがあれば沢山のチャンスが増えると考えてしまいますが、子供達はその中から1つに絞ってしまいます。

つまり、選択肢を1つにしてしまい可能性が生まれません。

だから、私は褒めないようにしています。

 

私のこの選択が沢山の生徒達の気づかなかった可能性を生んできました。

個性は十人十色なら、人生も十人十色です。

その1人1人の人生を守る事が私の褒めない理由にあると自負しております。

[コラム]推薦入試が招く現実とは?

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本日はSTUDY STUDIOのホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。

 

受験も残すところ国公立大学後期日程の合格発表を待つばかり。

多くの方は来年の受験に向けて準備をしようと動いている頃かと思います。

一般入試で合格する為に入試問題の対策をするのか。

学校の成績が平均4以上あるから指定校推薦で少しでもいい大学に楽に合格しようか。

当事者からみれば後者の方が安心できるので気持ちはわかります。

この選択をする受験生の多くは「その大学の学力に達していない」という共通点があります。

学力が低い学生が無理にいい大学へ行こうとするとどうなるのか?

それに関する記事も見つけましたので、ご覧ください。

 

<指定校推薦枠入試に関する記事>

学力が低いのに「早稲田」に入学できてしまう学生も…大学受験を“不公平なシステム”にしてしまった「指定校推薦枠」の功罪 (msn.com)

 

まず、国公立大学の推薦入試についてお話ししましょう。

 

国公立大学の推薦入試は学校推薦型は専願、自己推薦型は任意となります。しかし、合格すれば大抵の受験生は国公立大学に進学します。

ハードルの高さですが、国公立大学は各高校から1名で募集人数を超過して合格する事は殆どありません。

例えば募集人数が10名とあれば合格者数が8名だという事はよくある事で、最高で12名程度の合格者しか出ません。

倍率は4倍を超えるもので、学力を求めると同時に素養まで求めるので一般入試よりも難しい場合が多いです。

 

では、私立大学に指定校推薦枠入試で合格したらどうなるのか?

まず、専願受験となりますのでその大学に必ず入学しないといけません。

必ず入学してくれる学生をまんまと取りこぼすのはもったいないので大抵合格します。

入試では学力を必要としない場合が多く、審査は学校の成績(平均4以上あるか)だけで決まる事があります。

ここで大切にしてほしいのは、大学で一緒に学ぶ学生の7割程度は一般入試を乗り越えて合格している学生です。

つまり、高校全課程における履修課程はすべて大学が求める範囲を超えているという事です。

ですが、私大の指定校推薦合格組は違います。だって、成績が低いからそれを受験したのだから。

その結果、授業についていけず成績が悪くなり留学・退学したり、やる気のない学生が生まれます。

 

国公立大学は適切な対策を行わないと合格する事が難しい試験です。

共通テスト対策、2次試験対策。どちらもただ問題を解いただけでは成長に限界があり、専門予備校を頼ります。

だから、当校を頼って欲しいと思うのですが・・・。

予備校に通うという事はその分お金がかかるという事。

そんなお金があるならば私立大学1年分の学費に費やそうと考えてしまいますよね。

では、4年間とその後の費用対効果についてお話しさせて下さい。

 

自宅から通える私立大学に通学する場合、私大の平均学費が130万円程度、施設費宿の諸費が30万円程度です。

つまり、4年間で理系ならば640万円程度かかってしまうという事になります。

これに定期代、交際費、ゼミ合宿費などを合わせると800万円程度を予想していただくと余裕があるかと思います。

これだけ費用を掛けても劣等生の状態では学んでいる事に精が出ません。

国公立大学であれば、4年間の学費が全て込みで260万円程度です。

この金額は学生自身がアルバイトで月7万円貯金すれば支払える金額です。然程、厳しい金額ではありません。

下宿しても月10万円程度の仕送りが平均ですので、4年間で480万円。

併せても740万円で私大の費用と然程変わりません。

国公立大学は研究が盛んなので2回生の後期から研究に携わる事が出来ます。

それがとても面白いので、学ぶ事に積極的な学生が多いのが特徴です。

 

その違いが最も大きく表われるのが社会人になってからです。

32歳までに役職に就くのが国公立大出身者は80%以上なのに対し、私立大は40%程度。

32歳地点での平均年収も国公立大は600万円に対して、私立大は320万円。

早大、慶大、MARCHや関関同立の一般受験合格組が底上げをしていると考えるとそれ以外は絶望的です。

高校生時代に国公立大対策をして、ものすごく費用がかかっても、10年程度でそれが財産になる。

そう考えると、高校時代に必死を勉強するという事は将来につながる事が解ります。

ちなみに、平均年収第1位は東工大、第2位は三重大なんですよ。

 

長期的にみると、学力は生活資金に変わることが解ります。

楽して私立大学へ進学してもお金がかかるだけで、その対価は殆ど得られず負の恩恵を残したままになります。

苦労して国公立大学に進学すればその時は受験対策にお金がかかってしまいますが、必ずよい大学に進学できます。

そして、将来が明るくなってきます。

学業とは本来、そうあるべきだと私は思います。

 

[塾長ブログ]これから必要なSDGsな教育。

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皆様、御世話になっております。

STUDY STUDIO代表の服部です。

本日は当校のホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。

 

先日、県内で交友のある学習塾経営者の方から私と同じ考えを持った方々の議論の動画をいただいたので

皆様にも「服部代表とはどんな人間なのか?」を知っていただける機会になればと思い、添付させていただきます。

 

<成田兄弟と堀江の教育に対する問題点>

Bing 動画

 

突然ですが、皆様はどうして受験をするのでしょうか?

進学をする為ですか?上場企業に就職する為ですか?資格を取得するためですか?

私はそのどれもが間違っていると考えております。

私の個人的な意見になりますが「やりたい事を続ける為」という理由が受験の理由には必要なのではないでしょうか。

 

昨今では「やりたい事を見つける為」という理由で進学を考える程、日常に飽和な学生が増加してきております。

それは生活空間での他者からの影響もありつつも、自分の問題であるから自分がいる環境からの影響の方が大きいかもしれません。

私もホリエモンも「学校の授業はくだらない」という考えの持ち主でした。

ホリエモンは「簡単すぎるし意味がない」と考えたのかもしれませんが、私は「意味が解らないから」という理由です。

私もホリエモンもとても好奇心旺盛で精神力が強い人間なのかもしれません。

「諦めたらそこで負け」、スラムダンクの安西先生ではないですが多少の苦労はエンジョイしてしまう性格です。

楽観的??いやストイックすぎる程自分に厳しい様に感じます。

他人には「そこまでしなくても…」と言われるくらい追求心が強く、だからこそ当たり前の様に難関大学に合格させられる。

これが当たり前だと思っているので、生徒には「気持ち悪い人」などと形容される事もあります。

 

学校は教師1人に対し学生30名程度ですから、生徒全員の事を教師が考えるのには無理があります。

私1人で生徒10人の管理をする事は尋常ではない位大変でした。

授業はもちろんの事、生徒個人の特性理解、特性を活かした進路の提供、保護者面談など。

当校は大手の様に数字で個人を判断したりしませんので、より具体的に生徒を知る為に生徒やご家族と接する時間が多い。

その分、限られた私の時間も必要となりますのでパンクしますよね。

それは学校の先生も同じなのです。皆、公平にするならば1日に費やせる時間なんて4分あるかどうかではないでしょうか。

 

学習塾も個別指導や少人数指導が増加しておりますが、実は「個人に合わせた」というより「個人が合わせる」の方が強い指導

が現在の「個人適応型」です。そうなってしまうのは「担任制」という学校と変わらないメンバーシップ制度だからではないでしょうか。

どの学習塾もそうですが、決まった教材を生徒1人1人のレベルに合わせて配分して取り組むというのが一般的。

それを確認テストなどによって数値化する事で習熟度合いを判断する。

更に担当の先生は生徒1人のみを受け持っている訳ではないので、学校の先生の様に真剣に仕事をしていれば同じくらい激務です。

だから、担当生徒数は少なめでただテキストの内容を教えるだけの学生講師が多いのが現状です。

やる気のない先生から学んでもやる気は生まれません。

学習塾は講師の指導研修は行えど、講師の教育研修は行いません。(当校は行っておりますが・・・)

客単価を低くしている為、講師の質が悪いのです。

 

学校で優劣が付いてしまうから、出来る限り良い中学・高校・大学へ進学してほしい。

良い中学・高校へ進学すれば良い大学へ進学できるチャンスがある。

良い大学へ進学すれば、大手上場企業に就職して安定した生活を手に入れる事が出来る。

これが一般的な考え方だと思いますが、これが負の連鎖を生んでしまった思考でもあります。

 

だから、私はこう考えます。

『小学生は経験が大切。いい事も悪い事も沢山経験して良し悪しの判断を出来る子供になってほしい。

親は子供を叱る事を教育と考えてしまうが、親も子供も1人の人間以上の価値は存在しない。

怒るのではなく、自身の経験から提案をする。「~してみよう」は褒め言葉です。

中学生は理解が大切。まずは沢山の人と話をしてみよう。皆とする目標を育てる。

自分では解決出来ない事も皆でやれば解決できるかもしれない。仲間はこの頃の財産になる。

自分を理解する事を大切。いろんな事にチャレンジして失敗して「悔しい!」と思える事は興味のある事。

そういう興味を探すのも中学生には必要です。

高校生は人生の選択を迫られます。だから、自分を考える、思考が大切です。

今漠然と抱いている「~になりたい」という事を具体的にしてみよう。

「どうしてなりたいの??」「なったら何がしたい?」 などその先も一緒に考える。

それを助けてくれるのは同じ事を考えているこれまでの仲間達や人生の先輩達。

「自分を見つける」という旅の思考をする事が大切です。

大学では自らの想いを成し遂げ、そして自分にしか出来ない新しいものを創造する事が大切です。

気持ちが本物ならどんな困難でも笑って乗り越えられる。

無理だと思ったらまた新しい物を考えればいい。

この頃にはすでにそれが出来るだけの人間になっているはずだから。』

 

当校はこのような考えを実現するべく、私、卒業生、生徒、保護者様と一緒に歩んでおります。

その目的は「今の子供達が新しい未来を自力で歩んでいけるように」。

そして「今後生まれてくる子供達に未来を残せる若者を育てる為に」。

これは私1人では出来ません。

だからこそ、当校は皆様と歩んでいく教育施設でありたいと考えており、口が悪くてもホリエモンとは考えが似ていると感じました。

 

[塾長ブログ]2023年度指導を振り返って。

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皆様、御世話になっております。

STUDY STUDIO代表の服部です。

 

毎年の事ですが、合格発表日が一番緊張してしまいます(笑)。

合格の為に対策を入念にしてきたつもりですが、受験するのは生徒達です。

私が心配しても結果は変わらないかもしませんが、生徒の不安を半分背負って1年間勉強と向き合っています。

だからこそ、試験当日も合格発表も生徒と同じくらい緊張してしまいます。

 

思い返せば去年の3月。

いつも通り新規入塾生が集まるのだろうと思いながら着々と新年度の準備をしていました。

しかし、3月末になっても入塾生は0名。

残ったのは当校でずっと一緒に学んでいる生徒2名だけでした。

高3生はもちろんの事、高卒生、高1・2生、中学生、どの学年も集まりませんでした。

全コース合わせて2名です。泣けてきますよね。

 

当校だけがこのような事態に陥っている訳ではありませんでした。

どの学習塾・予備校も生徒不足という窮地に陥っており、校舎閉校や講師待機という対応せざるを得なくなって

しまった年であります。

 

2023年度は世の中も激しい変化の渦中で、当校も社会の時流に合わせて指導を見直す年となりました。

 

さて、2023年度の指導の成果は、無事合格を勝ち取る事が出来ました!

よくご質問いただく事がございます。「合格した生徒達は皆、最初から賢かったのでしょ??」と。

確かに、結果だけを見れば東大・京大に多数合格しているのだから有名進学校の上位の生徒達が通っているのだと

思われても仕方がありません。正直に申しますと、それも事実の1つです。

ですが、それが全てではありません。

 

実は、私が知る限りでは欠点を持った状態で入塾する生徒ばかりです。

「得意」と言ってもただ暗記が得意なだけで学問的思考力や知識の活用方法を知らなかったり。

暗記で終わってしまって、気が付くと「忘れてしまう」という不安と隣り合わせになっている生徒が多くいます。

 

「意志のない」という点も昨今では欠点の1つになるのではないでしょうか。

未来へのビジョンを明確に持っておらず、「やりたい事がないから大学へ進学する」というひと昔前ならまかり

通った理由が昨今では「やる気がない」という評価になってしまっています。

「個性を尊重する」時代に近づいている一方、「やる気が欠落している」時代に近づいているのです。

 

当校の生徒はそんな「今どきの若者」の一人の状態で入塾します。

「○○大学に合格したい」とは言いつつも、その理由は「都会に住みたい」や「友達と同じ志望校だから」という

自分とは関係のない理由ばかりです。

そんな彼らが「○○がしたい」という理由で大学を選ぶようになります。

大学側からすればやる気がある生徒が集まり大変感謝をいただいております。

私が定期的に国公立大学を訪問した際に当校の生徒の活躍の声をいただき大変嬉しく思います。

私達はそんな「普通の高校生」が「将来期待される高校生」に変化を遂げるお手伝いができ大変光栄に思います。

 

そんな私達も新しい年度を迎えようとしています。

そして、2024年7月22日で当校は10周年を迎える記念すべき年です。

私達はこれからも、未来ある学生達の将来が輝くように全力でお手伝いをさせていただきます。

 

皆様、今後ともSTUDY STUDIOをよろしくお願い申し上げます。

 

 

 

[お知らせ]2024年大学入試 合格実績のご報告。

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本日はSTUDY STUDIOのホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。

 

国公立大学入試前期日程合格発表を持ちまして、当校の受験生2名の受験が終了しましたのでご報告させていただきます。

当校の2023年度合格実績は下記の通りとなります。

 

<国公立大学>

京都大学 工学部 1名  理学部 1名

<私立大学>

早稲田大学 理工学部 2名  東京理科大学 薬学部 1名

同志社大学 生命医科学部 1名  立命館大学 薬学部 1名

[塾長ブログ]2024年度国公立大学前期日程化学 旧帝大の問題を比較しました。

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皆様、御世話になっております。

STUDY STUDIOの服部 智仁です。

 

2024年2月25日・26日に国公立大学入試前期日程の筆記試験が終了しました。

受験生は大学受験対策の1つの方法として過去問対策を実施します。

しかしながら、その大学で出題された問題は今後長期間、同じ大学で出題される事はございません。

志望校の対策をするならば、他の大学の入試問題を参考にするのが有効な方法だと考えております。

ただ当てずっぽうで研究しても意味がありません。

実際にどのような問題が出題されていて、どんな対策をする事が近道なのか。

志望校の対策を教えてくれるのは、他校の入試問題だったりします。

 

最近の化学の出題傾向を一言で言えば「思考力を問う入試」になっている事です。

例えば、これまでは東京工業大でしか出題されなかった「~から全て選べ」という問題が東北大や名大、九大でも出題されるように

なってきました。東工大は「1つまたは2つ」なのに旧帝大は「それ以上ある可能性」を含んでいるという難易度の高い問題です。

つまり、「俄か知識では正解できない」という正確な知識と自信が必要になります。

それを身に付ける為には丁寧な整理と、化学現象の思考が必要となります。

それと同レベルの論述は東大と阪大で出題が保存されています。

だから、思考力を問う問題が増加傾向にあると考えられます。

 

 

どの大学も概ね大問4題~6題となります。

東大や北大は大問にⅠ・Ⅱの2題がある為、分野別にすれば大問6題と同じ構成になります。

今年の入試問題では東大と京大がヘンリーの法則を出題しており、九大ではラウールの法則が出題されるなど受験生にとって盲点と

なってしまう単元から出題されている事が気になりました。

更に京大で出題されたジアゾ化や阪大で出題されたモルヒネ、東北大の過去問のバイヤー・ビリガー酸化のような「目新しい問題」は

全て消失していました。

全ての大学で難易度は易化の傾向にありました。

しかし、それは過去問研究をしてきた受験生からしたら大きな誤算なのです。

得点を獲らないといけないという事はそれだけプレッシャーがのしかかるという事です。

決して簡単ではない問題で70%程度を獲得しようとするのは時間という自分ではどうしようもない負荷がかかります。

 

どの大学も理科は2教科で150分。

つまり単純計算で1教科75分は配分出来るのですが、それが短いと感じた受験生も多いのではないでしょうか?

実はそれが正解なのです。

殆どの受験生は得意教科に時間を割くように考えると思いますが、化学に時間を割く事はお勧めしません。

物理の方が点差が生じやすい内容ですので、物理に時間を割き、化学は解きやすい問題から攻める。

実は、旧帝大では計算問題の出題率が増加傾向にあります。

計算問題は40%程度の出題率。京大や東北大は計算過程も明記しないといけません。

裏を返せば、それ以外なら60%程度の得点率。これを全て正解する事はほぼ不可能です。

 

旧帝大の入試問題から学ぶ来年度の受験対策。

その1つに「計算力の強化」が挙げられます。

また、無機化学からの出題が減少してますが、その反面、出題が復活する可能性もあります。

京大・阪大では出題されず、名大・九大では減少しています。

新しい物質を発見し続ける限り、無機化学は無くならないと考えれば警戒する必要があります。

過去に横浜市立大のような理科系大学では無機化学の論述が頻出していました。

今年の問題では新傾向はありませんが、過去新傾向問題を使って思考力を鍛えてください。

1人では難しいならそれに精通している当校で鍛える事も可能です。

[塾長ブログ]2024年度国公立大学前期日程物理 旧帝大の問題を比較しました。

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皆様、御世話になっております。

STUDY STUDIOの服部 智仁です。

 

2024年2月25日・26日に国公立大学入試前期日程の筆記試験が終了しました。

受験生は大学受験対策の1つの方法として過去問対策を実施します。

しかしながら、その大学で出題された問題は今後長期間、同じ大学で出題される事はございません。

志望校の対策をするならば、他の大学の入試問題を参考にするのが有効な方法だと考えております。

ただ当てずっぽうで研究しても意味がありません。

実際にどのような問題が出題されていて、どんな対策をする事が近道なのか。

志望校の対策を教えてくれるのは、他校の入試問題だったりします。

 

国公立大学ぼ物理はその殆どが3題で構成されています。

1⃣力学 2⃣電磁気 3⃣波動(原子)、熱力学

 

旧帝大は出題傾向がどの大学も似ています。

2024年度はどの大学も単振動を出題しています。

もちろん、単指導を単品で出題していたのは京都大学だけ。

殆どの大学は「単振動+○○」という形で、他の力学の単元と融合して出題されています。

その単元は多岐にわたり、1つに特定出来ませんが、重心運動や力積、円運動や慣性力などです。

名大に関しては浮力との融合でした。

実は、この融合問題はこれまで数多く出題されている形で、他大学の過去問を解けば対策を出来ます。

電磁気は概ね、RC回路かRLC回路です。コンデンサーを主軸とした問題や電磁誘導が近年の頻出問題です。

力学はどの大学もよく似たレベルの問題が出題されますが、電磁気は難易度が大きく異なります。

電磁気が平易な大学は3⃣の問題が少々厄介だったたりします。

また、電磁気が難しい大学は3⃣が平易だったりします。

そこでレベルバランスをとっていたりします。

 

コンデンサーの出題が多くなってる事も最近の注目事項です。

あまり詳しくは言えませんが、SDGsの一環としてコンデンサーが世界的に注目されています。

また、5年くらい前は全く出題されなかったは波動の単元からの出題も近年増加しています。

これも理由はコンデンサーと同じです。

しかも、粒子レベルでの振動観察になってきており、原子物理と融合する事も多々あります。

 

どの大学を受験するにしても、まずは力学の考え方を攻略する事が大切です。

その知識が電磁誘導や原子物理、波動力学に応用でき、1環して「力学で物理が完結できる」傾向が伺えます。

1つの知識を他分野に応用するのは教科書や問題集レベル、ましてやAIでの対策では出来ません。

それに精通した指導者による分析と観察が必要だからです。

当校ではそのように「目に見えない力」を自分の力で「知識を応用する力」に還元できる力を身に付けられます。