[塾長ブログ]「見て考える」のではなく、「考えて書く」という事。
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皆さん、お世話になっております。
大学受験指導塾 STUDY STUDIOの服部です。
私は生徒の学習方法も相談いただければ応じさせていただくのですが、指導内容がなかなか身につかない生徒には特徴がございます。
それは、「見て考える」事に注力する事です。
残念ながら、それでは身につくものも身につかず、暫くすると忘れてしまいます。
それは「自分の記憶」に残そうとする事と記憶力を信じている行動だからです。
記憶力ほど信じられない代物はございません。
「1ヵ月前の夕食を覚えてますか?」と言われて「31日分覚えています」という人は殆どいませんよね。
逆に、曳いてしまいます・・・。
そう、人間忘れて健康なのに覚える事に全力になっています。
講師が教えた事もその時理解したから、それがしばらくは記憶に残っていますよね。
しかし、1日経てばそのおおよそを忘れてしまいます。
それは、生徒自身が理解しているのではなく、理解している講師が理解すべきことを考えて教えているからです。
教わった事を理解したいのではあれば、講師が指導した内容を「見て考えて」いてはダメです。
講師がどのような個所に注目して、なぜそのように考えたのかを聞き、改めて「考えて書く(記録)する」事が大切です。
それは出来る限り新鮮な状態、つまり指導を受けたすぐ後にまとめるべきですよね。
最近の子は「考える」という事を解っていないように感じます。
実は僕も勉強を始めた頃は暗記に頼っていました。ですが、覚えた事はすぐ忘れてしまう性質らしくなかなか定着しない。
だから、暗記するのをやめました(笑)。
英単語、漢字、数学・理科の公式、歴史など。中途半端にではなく全てです。
その代わり、どのように考えればわかる様になるのか、暗記知識を記録できるかを考えました。
何年も悪戦苦闘しましたが、最終的には結局でまとめられる事実に行き着きました。
「どんな教科にも共通して大切な事」は1つだけだったのです。
それを主軸に勉学に励むようにし、「自分の苦手な部分」をノートにまとめるようにしました。
自分の弱点ってそう簡単に克服できません。
ノートをまとめるにしてもただ問題を解いた記録を残していては意味がありません。
自分で考えた知恵を記録したノートは知恵の宝物です。
だから、自分のノートは常に「弱点克服ノート」です。
いつだって失敗して、その都度何がダメだったのかを見出して解決する術をノートに記録していく。
それをすればしただけの知恵が自分の記憶に記録されていきます。
勉強をすれば成果が欲しいですよね。
成果を得る為には時間が必要です。
「雑に早く」ではなく「ゆっくり丁寧に」、かつ「テキパキ・しっかり」と自分の弱点を向き合ってください。
それは辛い事ですが、大丈夫。当校は勉強方法もしっかりサポートしています。
この経験が皆さんの将来に大きな力になります。
今も大切ですが、将来もしっかり考えていきましょう!
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