[塾長ブログ]2024年度認定テストの小話。
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皆様、日頃より大変お世話になっております。
STUDY STUDIO代表の服部です。
昨日、東大・京大の入試が終わり、受験生の皆様は結果が待ち遠しい状態ではないでしょうか。
当校の生徒に本日、試験の評価を伺いましたが「解らない」の一言で終了です。
そりゃ、そうですよね。手ごたえがあっても正解しているのか解らないのですから安直な判断は出来ません。
各人、合格発表まで気を抜けない状態が続いております。
そんな最中ではございますが、当校では新年度の準備を着々と進めております。
昨日、認定テストの解答を作成し終え、採点基準などのちょっとした小話をさせていただきたいなと思います。
なぜ、そのような事をするのか??
それは入塾する生徒のテスト結果があまりにも悪いからです。
そのような結果になるのは当校が「難しい問題」を選出しているのにも問題があります。
ですが、入試問題は難解なものが出題されますし、簡単な問題で思考力は見抜けません。
ですので、ある程度の情報を提供した方が良いと判断しました。
まずは、英語です。
対象は新高3生と高卒生です。
共に50点満点の試験時間45分。解答を作成してみると30分で終えましたので十分に解答できる時間です。
得点のみでの合格ラインは高3生40%、高卒生60%です。
重要な問題は高3生は長文総合、高卒生は要約問題です。
長文総合は35点の配点で、記号問題だけで15点ございます。これをしっかり確保して残りは部分点で稼いでほしい。
要約問題は段落ごとの要約になります、5パラで1パラ6点の30点の配点。これは満点を獲得し英作文は部分点稼ぎをしてほしい。
次に数学です。
対象は新高2生、新高3生、高卒生です。
高2生は100点満点、高3生は200点満点、高卒生は150点満点です。試験時間が高2生は60分、高3生・高卒生は90分です。
得点のみでの合格ラインは高2生20%、高3生40%、高卒生60%です。
重要なのは「時間配分」です。
まず、高2生と高3生のテストには確率が出題されておりますが、これは時間がかかる問題です。
それ以外の問題は時間のかからない問題を選出しておりますが、その問題で高2生は1完、高3生は2完出来れば合格です。
それを見抜く先見性が必要です。
高卒生は90分では時間が足りません。45分で2問解き、確実に完答する様に臨んでほしい。
高卒生は部分点を稼ぎやすくさせていただいております。要所を押さえた解答作りに専念し、計算ミスはしないようにしてほしい。
次に物理です。
対象は新高3生、高卒生です。
試験時間はS・mg共に60分。問題はとても基本的な問題なので45分程度で完答できます。
いずれも50点満点で、得点のみでの合格ラインはSが40%、mgが60%です。
しかしながら、物理は1つの設問を間違えるとドミノ倒しのように全て間違いになってしまう科目。
特に力学はSは32点、mgは28点のは配点となっている為、力学で全問正解する事が大切になってきます。
Sの波動は問題文がややこしいですが問うている事は非常に平易な事です。
mgは原子物理の出題ですが、これはほぼ光波と同じです。異なるのはプランク定数があるかないか。
問題文を読んで丁寧に解けば60%は簡単にとれます。
最後に化学です。
対象は新高3生、高卒生です。
試験時間はS・mg共に40分。化学反応式と論述を多く出題しております。
得点のみでの合格ラインは物理と同じです。
いずれも50点満点で、いずれも計算問題の得点率が15%となっています。
ですが、これに惑わされてはいけません。
Sは化学反応式と論述、mgは構造式が大きな得点率を占めている為、これを間違えないようにしてほしい。
Sは化学反応式と論述全問正解で15点、その他で20点はとれるように構成しております。
mgは有機化学全問正解で27点ですので、あと化学反応式が正解すれば33点取れるように構成しております。
認定テストは「入試本番で正解しないといけない問題をどれだけ正解できるか」を判断します。
レギュラー授業では「本番では手を付けない問題でどうすれば部分点を稼げるか」も併せて指導します。
初めから出来るとは思っていませんが、本気度を私達にアピールしてください。
その気持ちを私達は裏切りません。
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