[お知らせ]2024年共通テスト 英語(筆記)の分析結果をご報告します。

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本日はSTUDY STUDIOのホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。

 

2024年共通テスト英語(筆記)を解き終えましたので当校の分析をご報告させていただきます。

当校では塾長・塾長代理を含む講師が制限時間を設けて問題を解き、実際に感じた問題の難易度について分析しております。

それは出題内容を把握しても問題のレベルは解らず、リアルに感じからこそ得点出来る知恵を提供できると考えるからです。

その点をご了承の上、ご参考いただけると幸いです。

 

今年の英語(筆記)は第1問~第3問までは問題文も短く、難しいと感じる問題はありませんでした。

しかし、第4問~第6問の問題文(本文)が非常に単語量が多く、昨年よりも300語程度多くなっているのではないでしょうか。

得点も第1問~第3問の合計が45点、第4問~第6問の合計が55点と後半の方が比重が高い為、後半の問題を解くためには40分

では足りません。解答時間の目安としては

第1問~第3問…25分   第4問~第6問…55分

とするのが良いでしょう。

こうなると、やはり「第4問から解く」という解答方法が有効ではないかと思い、実際に取り組んでみました。

すると、当校の高2生でも第4問~第6問は60分かかりましたが、第1問~第3問はⅠ5分で終了。

当校英語講師は75分で全問正解に至っております。

高2生は満点という結果には至りませんでしたが、今後の指針として時間の有効活用に気づけたと思います。

では、問題別にどのように取り組むべきかを考えていきましょう。

 

第1問は5問で配点10点、つまり1問2点の問題です。

この問題に対して6分以上の時間を使うのはもったいない。実際に所要時間はA,B2つで4分と言ったところでしょうか。

これを実行する為には広告からの情報を素早く入手するひつようがあります。

Aは記事を30秒で読み、設問は1つにつき30秒でトライする。

Bは記事を1分で読み、設問は1つにつき20秒でトライする。

これにより3分30秒で問題を完答できるという速さを得ることが出来ます。

 

第2問は10問で配点20点、つまり1問2点の問題です。

この大問でも沢山の時間を使うのはもったいないと感じるべきです。

しかし、設問数が多いとなると早く解答する事は難しいでしょう。

設問を20秒で解答したとしても全体で200秒、つまり3分20秒必要となります。

この大問はやはり6分~7分は必要だと考えて、記事から情報を得るのに少し時間を設けましょう。

Aは記事は30秒で情報を得るようにし、設問を解きながら再度確認、5問解くのに2分30秒を目標にしましょう。

Bは主に文章ですので記事を処理するのに多めの1分を割き、設問毎に再確認、5問で3分30秒を目標にしましょう。

 

 

第3問は5問で配点15点、つまり1問3点の問題です。

共通テストになってから1問の最高得点が3点となっているので、この大問はミスしたくありません。

現状で10分しか使っていない状況なので、第1問~第3問の制限時間25分に対しては残り15分余っています。

この時間をしっかり活用して、10分程度で満点を狙ってほしい所です。

AもBもまずはブログと記事をまず全部読む必要があります。

ブログは読みやすいですがイメージを合致させる要素が含まれる為、考える時間が必要です。

Bは単語数が多いので読むのに時間がかかってしまう可能性が懸念されます。

いずれも、読むのに約2分~3分で2回程度を目安にするとよいと思います。

その後、問題ごとに再度情報を処理する3回目の読解を設け、最低3回は読みたいものです。

 

ここまでは特に難しい事がなく、時間をかければ何とかなります。

ですが、時間をかけない事がここまでのテーマです。受験生はそれを実行できましたか?

現高校2年生は時間配分を身に付ける為に特訓が必要です。

やってくれる・必要性を解っている予備校は少ないですが、少なくともSTUDY STUDIOはその術を知っています。

さぁ、共通テスト英語の本番、第4問~第6問が始まります!

 

第4問は6問で16点、つまり3点問題4問、2点問題2問のセットです。

予想で2点配点の解答番号は27と28だと考えられます。

この大問は記事を読み、グラフも読み取りながら生徒の意見を考える事が大切になります。

ですので、まずは内容を理解する1回目、詳しく読解する2回目、設問を解きながらの3回目の3回読解を行いましょう。

22ページにhandoutがあります。

当然ですが、この中の番号を解く事が各設問の解答に対応している為、「パラグラフリーデング」が有効になるます。

それぞれの段落に対する問題が用意されているので、段落ごとに問題を解くようにする。

この大問は全体で15分程度、読解に8分、各設問に1分ずつで1分余るようにするのをお薦めします。

 

第5問は5問で15点、つまり各設問3点の問題です。

出題内容はエッセイで29ページにstory outlineがあります。

まずはそれを作成する様に本文を読解し、問2からは再度はhandout29ページを参考に本文の2回目の読解をしましょう。

第4問と同様の要領で、時間は15分程度で完答出来れば十分です。

 

第6問は9問で24点、つまり3点問題が6問、2点問題が3問のセットです。

どの解答番号が2点なのか予想するのが難しいので、全問正解して24点獲得する様に取り組みましょう。

まず、AとBの問題があるので、解答時間を上手く分けないといけません。現状で50分しか使っていない事をご存知ですか?

だから、最大30分か第6問に費やす事が出来ます。

最も多い得点の問題に沢山の時間を割くのは当たり前の事。

だったら、ぜいたくに30分使っちゃおうじゃありませんか!

AもBも記事に関する問題で第5問と同様の出題方法です。

しかし、問題数はBの方が多いので、Bに時間を多めに使いたいですよね。

だから、Aは13分、Bは17分でがっつり取り組みましょう。

出題方法は若干異なりますか、いずれもパラグラフリーディングをする問題です。

お言葉に甘えて、パラグラフリーデングを行って、Aは39~41、Bは44~49まで読解しましょう。

Aの42・43はそれだけでは解決できません。

パラグラフリーデングをしている中で該当する情報を得て、解答に充てるようにしましょう。

さらに、Bの48・49はいわば要約問題です。

選択肢から慎重に選ぶ必要があるので、他の問題より時間を費やすのが無難かと思います。

 

当校の予想平均点は57点です。

当校の分析を参考に、今後の共通テスト対策を行っていただければ幸いです。