[コラム]偏差値55の壁とは??
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本日はSTUDY STUDIOのホームページをご覧いただき誠に有難うございます。
「同じ大学なのにどうしてこんなに偏差値が違うのだろう??」
皆さんはこんな事思った事はありませんか?
そもそも、偏差値というものはどのようなものなのでしょうか?
私達は「人気度」だと考えております。
例えば、偏差値45の大学はどのような大学なのでしょうか?
模擬試験などで平均点よりやや低い学生たちの受験する大学と評価しがちです。
それには少し誤解があります。
偏差値が45の大学でもずば抜けて賢いA判定の受験生も受験する可能性があります。
逆に、45には到底達する事が難しいE判定の受験生も受験する可能性もあります。
その人数が45に近い相関関係になっていると考えていただければよいかと思います。
では、偏差値65の大学ならどうでしょう?
偏差値が高い場合、受験生の学力にはバラつきがあります。
もちろん、65程度の受験生が比較的多い傾向にはなります。
偏差値が高い大学程、受験者数が多い傾向にあります。
受験者数が多いと標準偏差が大きくなってしまいますので、受験生の学力もピンキリになります。
偏差値が高い大学では倒す相手が多くなってしまうという事が解ります。
偏差値と入試問題にはちょっとした関係があります。
それが「偏差値55の壁」です。
都心の私立中学では「偏差値58の壁」というものがありますよね。
それとよく似ています。
国公私立問わず、3教科受験で偏差値が55程度の大学では、基礎学力を重視した問題が出題されます・。
難しい問題で合否が決まる訳ではなく、簡単な問題でミスをしない事や物事の考え方を正しい手順で
導く事が大切になる問題が多く出題されます。
しかし、偏差値55を超えてくると少しずつ基礎力より思考力を問う問題が多くなってきます。
受験生が考えた事を言葉で説明して解答に表す事がとても難しい問題です。
偏差値55~60程度で思考力を問題が40%程度、偏差値60以上で60%程度出題されます。
大学入試の合格ラインはその殆どが得点率64%、医学部は75%程度です。
標準問題が多い大学でも、応用問題が多い大学でもそれは殆ど変わりません。
偏差値の高い大学は応用問題の得点が100点中60点分、更に受験人数も多い。
だから、合格が難しくなります。
大学受験には下剋上が存在するのをご存知ですか?
それは第一志望の対策のみを行った者が合格を勝ち取るというものです。
基礎力を追究する事はどの大学の対策を行おうと同じ事です。
しかし、難関大学の対策は思考力を身に付けないといけないので時間がかかります。
模擬試験で偏差値が届いていない受験生はいわば「暗記力が弱い受験生」です。
そんな受験生の合格を勝ち取る事の出来る唯一の方法。
そんな方法があります。
私の先輩ですが、当校には1つの伝説があります。
学年ビリ、高1の模試で3教科合計偏差値32を出したSTUDY STUDIOの先輩です。
その人は京大医学部を志望して、見事合格されました。
先輩はどんな勉強をされたのでしょうか??
私が入塾した当時は塾長代理をされておりましたので聞いた事があります。
先輩は「服部先生の指示に従っただけ」とおっしゃいました。
この時、ここには己の壁を越える力をもらう事が出来るというわずかな希望を持ちました。
偏差値55の壁。
それが45であろうと、60であろうと生徒が越えなければならないならば全て「壁」です。
それを越える為に個々の対策をしていては応用力は身につきません。
また更に大きな壁に突き当たる事でしょう。
どんな壁でも乗り越えられるからこそ越えた後も自らの力で成長することが出来ます。
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